レミリアと咲夜が美味しい季節になりました
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別名「蓬莱の玉の枝」投稿

2011/12/02 00:05/Fri
今回東方創想話ジェネリックに投稿した作品について語りたいと思います。あとがき要素が強いですね。
読了前提の記事なので、今作を読まれてない方や長いあとがきが苦手な方は回れ右推奨です。
結構好きに書き殴ってしまったので、そういうの好きな方推奨です……。

うどんちゃん2

うどんちゃーん!

今回は『鈴仙・優曇華院・イナバ』という玉兎に焦点を当てた作品でした。
自分が鈴仙を書くのは初めての事で、如何にして自分が原作に持つ鈴仙像を作品に押し出すかが最初の課題でした。
うどんちゃん9

○鈴仙・優曇華院・イナバ

うどんちゃん15

自分が初めて東方をプレイしたのは紅魔郷でした。
弾幕STG自体東方をプレイする前から多少は覚えがあったので、何回か練習して無事クリア。妙なキャラ同士の掛け合いや音楽に当時は感銘を受けたものです。
その後時間をかけて妖々夢→永夜抄の順にプレイしていきました。
出現するキャラクターがどういった性格なのかもわからず、ボスとして登場した時の掛け合いやキャラ設定.txtやEDの掛け合いでどういったものか判断していました。まだ求聞史紀も無かった時代ですね。

弾幕STGの世界観は結構重いものが多い気がします。自分が触れた事のあるSTGも結構重いものが多く、その実そういった世界観が自分は好きでした。
妖々夢バックストーリーの幻想郷風土記を読んだ時、東方の世界観が好きになったのを覚えています。

『幻想郷は、多くの妖怪たちと僅かばかりの人間の楽園であった』
幻想郷風土記のこの一文はとても印象的でした。

今よりも東方は剣呑な空気があったと思います。それでも、原作をクリアすると人間(自機)と妖怪が仲良くしています。紅魔郷霊夢EDなんかが代表的じゃないでしょうか。
人と妖が変なバランスで拮抗しているSTG。それが永夜抄プレイ前に自分が持っていた東方世界観でした。

前置きが長くなりました。
東方永夜抄を皆さんが初めてプレイした時どう思ったでしょうか?
正直に申し上げると、自分は少なくないショックを受けました。
特に異変の首謀たるStage5以降のボス戦は結構驚いたのを今でも覚えています。

鈴仙、永琳、輝夜。この三名は紅や妖のボスキャラ達にないものを持っていました。
他作品に比べ、この三名の会話は此方側(人間と妖怪)を蔑む発言を多くしていました。月の住民として地上に住まう人妖を酷く見下していました。上記の画像だけでなく、この三名にはそういった場面がとても多かったです。
その後、現在の神霊廟が出るまで多くの作品が出ましたが、この独特の感じは今でも永夜抄が一番強いと思っています。
当時から自分が好きだった夢幻の紅魔チームプレイ時は特にその傾向が強く、プレイしていて「な、何なんだこのボスキャラ達は……」と思っていました。

つまり、永夜抄初プレイ時の鈴仙の評価は、自分の中で物凄い悪いものでした。

鈴仙が登場する結界組EDや詠唱組EDでも鈴仙は月の立場でしたしね。



一度苦手意識を持ってしまうと、自分の中では中々変えられないようです。
その後花映塚、文花帖、儚月抄、緋想天と出ましたが、鈴仙はどうも自分は焦点を当てられませんでした。その辺は永夜抄で持った月人に対する苦手意識が大きいですね。

その後長い時間をかけて良い作品に出会え、良い友人に巡り会え、自分の中で再度鈴仙を見直す機会に恵まれました。
結論から申しますと、今の自分は物凄く鈴仙が大好きです。じゃなかったらこんな作品書きませんしね。

性格:狂気と暢気の持ち主。戦闘とそれ以外の性格が異なる。
元々、地上の生き物では無いため、人間と合わせる事は少ない。全て自分の都合で性格を変える。
決して優しい性格ではないが、時には霊夢並みに惚けた一面を見せる。

緋想天おまけ.txtより




花映塚でも映姫に対して
「今は真面目に頑張っているって言うのに!」
「地獄には行きたくありません!」
と言ったり、基本的に自分本位ですよね。

うどんちゃん16
うどんちゃん17

お月様万歳は今も昔も鈴仙は変わりません。そこが今の彼女を彩る魅力の一つだと思っています。
小説版儚月抄三話においても豊姫から「性格は臆病で自分勝手」更に「協調性は低く、実戦の前に任務を放棄し地上に逃げてしまったのだ」と言われたり散々ですが、そこが彼女の魅力かなと。

良くも悪くも鈴仙は未だに幻想郷から浮いています。
「私は、唯一の月の兎だからー。そこまで仲間意識は無いし」
「だってぇ、地上の兎は私の言うこと余り聞いてくれないしー」(書籍文花帖)
人里に薬売りに来たとしても仕事を終えると、人間を避ける様に迷いの竹林に消えてしまう(求聞史紀)

儚月抄一話において兎達に注意する場面では強く物を言いますが、閻魔様や初対面天子や儚月抄での永琳に対しては途端に腰が低いです。
その辺で自分勝手で都合によって性格変えて協調性無いところが伺えます。
なんかさっきから散々な事言ってるような気がしなくも無いですが、じゃあ君は鈴仙のそういう我侭なとこ好きなの? と言われると、そういう訳でもありません。

小説版儚月抄において、輝夜と永琳は幻想郷においての立ち位置を明確にしました。
それ以前から求聞史紀において輝夜と永琳は霊夢等と同じ人間達の項目に属していましたが、小説版儚月抄においてハッキリと形にしました。
小説版二話において鈴仙の問いに対し「あはは、違う違う。私達はもう月の民ではなくて、ただの地上にへばり付く人間と妖怪なんだから、月の都の心配しても仕様が無いって事よ」と発言。
小説版四話においては「……そうね。私達はもう永遠に地上の民なんだから」と言っています。
更に小説版五話では紫から「新しい住人となった月の民は、妖怪ではなくて人間である事を選んだの。つまり、永遠亭のあの者達は人間を選んだのよ」と言っています。

上記の発言から、輝夜と永琳は穢れた地上の民として生きることを選んだ事は明白です。
では鈴仙はどうでしょう?
小説版五話の紫の発言には続きがあり

「新しい住人となった月の民は、妖怪ではなくて人間である事を選んだの。つまり、永遠亭のあの者達は人間を選んだのよ」
私は、兎を除いてね、と付け加えた。あれは人間になりすますには無理がある。


紫が言うこの台詞の指すところが地上の兎ではなく、月の兎である鈴仙を指してることは文面からも明らかです。
人間になりすますには無理があると言っておきながら、その後「見た目の問題ではない」と言ってる辺り紫も曲者です。
最終話の飲み会においても、紫は輝夜と永琳だけを呼び、鈴仙のことは呼びませんでした。
儚月抄とは簡略的に言えば、紫が月の都から幻想郷に移り住んだ新しい住民に対し、お返しの意味を込めて住民税を徴収する話です。そのお返しが最終話の月のお酒です。しかしその飲み会で紫が敢えて鈴仙を呼ばなかったのは、鈴仙は幻想郷の住民にまだ成り得ていないから。と、自分は解釈しました。
儚月抄において鈴仙は悉く周囲と噛み合っていません。パチュリー製ロケットに対しての永琳との反応「こわす」と「なおす」や、永琳に対して「お師匠様はやはり月に恨みを持っているのでしょうか?」と言ったり、小説版第二話であったりとにかく噛み合っていません。
文面を見れば明らかなのですが、鈴仙は今でも物事の尺度を月の住民として見ています。
だから齟齬が生まれるし、紫に呼ばれることもありません。
事実鈴仙も小説版儚月抄一話において、月の住民からスパイ容疑をかけられることを『酷く』警戒しています。月から逃げてきた癖に、仲間を置いてきた癖に、それなのに月の目を気にしています。
月から追われる身になれば厄介です。それは輝夜永琳の反応からも明らかですが、鈴仙の反応は二人とはかなり違い、とても怯えています。これは永遠の民であるかどうかの違いとは自分には思えません。
月を捨てられているか否か。それが二人と鈴仙の違いだと思います。

鈴仙はとても不安定なんですよ。
月に戻る勇気もなければ、地上の民として生きることも選べない。
自分勝手で臆病で協調性なくて……。
ぐるぐると迷ってしまう鈴仙が、掴み取れない鈴仙が物凄く好きなんですよね。

だからこそ今作を絶対に書ききってやろうと思いました。
それだけに今作に対する想いは強いです。
何かかしらの形で不安定な鈴仙の答を書こうと思いました。


CapD20111121.jpeg
CapD20111121_1.jpeg
CapD20111121_2.jpeg


○八意永琳

言ってしまえば今作は鈴仙と永琳のお話です。
それ以外のキャラにも様々思うものがあって書きましたが、これは鈴仙と永琳のお話です譲れません。
永夜抄においての永琳イメージは鈴仙と似通う部分があるので飛ばし、儚月抄における永琳を主体に書きます。

東方儚月抄小説版が手元にある方は、お手元の47頁を開いてくださると助かります。引用するにも少しばかり長いので……。
第二話の輝夜の独白ですね。幻想郷における輝夜と永琳の立ち位置を、自身が考える重要な場面だと自分は思っています。
永遠亭にかかっていた永遠の魔法が解け、輝夜も永琳も穢れに触れて変わったという内容です。
そして永琳が医者まがいの事を始めた理由を「これからは地上の民として暮らすのですから、地上の民の勤めを怠ってはいけません。お互い他人の為に働く事が地上の民の勤めなのです」と言っています。
何故永琳は鈴仙に人里に行かせるのか……を考えた時、自分は二つの理由を推測しました。その一つがこの部分であり、鈴仙も地上の民として暮らして欲しいと願って行かせているのかな。と、そんな事を考えてしまいました。
自分の作品の永琳はやたら周りくどいです。鈴仙にハッキリ言えば良いのにって場面も多く在りますが、その辺は小説版儚月抄第三話による永琳イメージが凄く強かったので、それに倣いました。

水江浦島子に関する話は、八意永琳を語る上で絶対に外せないエピソードの一つだと思っています。
豊姫が水江浦島子を匿い、永琳の今後どうすれば良いか助言を求めた時に永琳は「そのような人間は亡き者にするのが一番です」と即断しました。これだけを見れば月の使者殺害と合わせ、永琳はなんて冷たい奴だこんちくしょー! ってイメージを持ってしまいますが、水江浦島子のエピソードにはちゃんと続きがあります。
綿月姉妹が可哀想だからそれ以外の処置をと乞うた時、永琳は微笑んで違う案を用意しました。この反応を見るに、最初から綿月姉妹の答えを知ってて最善の案は用意していたのだと思われます。
決して最善手に拘るような人ではなく、相手の気持ちを汲むことが出来る人物です。
人工冬眠で三百年眠らされ、更に玉手箱を渡されて地上に帰った水江浦島子は結局老人になってしまいます。
これが永琳の判断で、これだけ見るとまたまた永琳はなんて非道な奴だこんちくしょー! ってなってしまいますが、水江浦島子の下りは続きがあり、結局水江浦島子は神に昇華し、人々に崇められる存在になりました。
その事は豊姫自身も「お師匠様は厳しそうに見えて、一番優しかったのである」と評しています。

その事から、永琳は表面には優しい部分を見せないが、しっかりと誰もが最善になる手を考えている……と考えました。多分、自分が汚れ役になることも甘んじて受け入れるんじゃないでしょうか。
だからこそ、自分の作品ではあんな周りくどい永琳になったのかなと……

CapD20111121_18.jpeg

鈴仙も相当周りくどい子だと思います。



○中有の道に鈴仙

鈴仙が三途の川を渡れない件は花映塚小町EDや下記の画像を参考に書いて見ました。
冒頭部分に出てきた子供の霊(緋想天小町ED)を結構鈴仙に当てはめているのですが、子供の霊の元ネタ『賽の河原地蔵和讃』において子供の霊は最後地蔵菩薩に救われます。
自分が書いた鈴仙も、物語の後には四季映姫(一説に地蔵菩薩とも呼ばれる)に救われるといいなぁとぼんやり考えています。

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○その他色々な人達

アリスは文花帖において胡蝶夢丸関連から出演。
自分の作品では前々作にも登場してますが、掘り下げらしい部分は皆無なので、個人的にはアリス主体で今後書きたいなとは思うところ。

咲夜は鈴仙と同じ名前を貰った立場という共通点からの出演。花に近しい部分も共通点としてありますね。
永夜抄で対峙していたし、やっぱレミ咲らしいところがどうしても書きたかったので……
ポジション的には『今のままの貴方が』の咲夜と似ているかも。

てゐは儚月抄にて滅茶苦茶株を上げていたので、そういった部分を少しでも書ければなーと。
良き理解者良き同士として書いてみました。
儚月抄の永琳の術突破しての交渉は凄まじいカリスマだと思っています。
幼い外見で智者っていうポジション良いですよね。花映塚だと鈴蘭の毒にやられてへばってましたが、自分の中では儚月抄のイメージが強いですね。

輝夜は鈴仙や永琳の項でも触れましたが、色々思うことがあります。
永夜抄結界組EDにおいての「私は永遠に住む者なのよ。過去は無限にやってくるわ。だから、今を楽しまなければ意味が無いじゃない。千年でも万年でも、今の一瞬に敵う物は無いの。一秒でも過去のことはどうでもいいのよ。私は永遠の民」という言葉を残しています。
永琳も「姫がそのおつもりでしたら、自分も」という言葉を残しており、この辺は儚月抄レミリアの「日常のどうでもいいことが重要になってくるの」という発言に近いものがあります。
永遠や永遠に近しい寿命を持つ者は、そういう思考になるのかもしれません。
やっぱり輝夜と永琳は変わったと思います。
永夜抄キャラ設定.txtにおいて兎全般をイナバと呼んでいると書いてあり、事実永夜抄詠唱組BルートEDにおいてイナバと呼んでいましたが、儚月抄を見るかぎり鈴仙の事はまんま鈴仙と呼んでいます。その辺が輝夜の変化なのかなと自分は思っています。



○最後に


やはり自分は東方が好きで、原作が大好きです。
毎日何かかしら東方STG、東方書籍、同人誌等の二次創作作品に触れて楽しんでいます。
自分の作品はある意味原作考察に近しいものがあります。この記事に多くのことを書いたように、自分が原作に触れて物凄く楽しくて、その中で「こういう話があったら良いな」と思ったものです。

ただ、Twitterであれブログであれ、自分の考察及び解釈を「小説版儚月抄でこれこれこういう事言ってるのでこういう可能性がある」と言っただけだと大して面白くないし、見る人にもあまり影響を与えられないように自分は思っています。っていうかやっぱあまり面白くない。
自分自身話を書いていて面白いし、自分の話を読んで「こういう解釈、話もあるのか」と思って楽しんで頂けるのがSS書いてる身として最大の喜びです。
自分の作品から原作鈴仙が好きになってくれたり興味持ってくれたり、小説版儚月抄を好きになってもらえたならこれ以上の喜びはないです。
自分も色んな作品に触れ、良き友人に出会えたことによって更に原作が好きになれたので、この機会に永遠亭メンバーを好きな方はもっと好きに、あまり興味無かった方は興味持ってくれたら嬉しいです。
未熟なとこが目立つ作品だとは思いますが、今の自分の全霊を込めた作品です。自分が鈴仙に思う部分を全力で注いだ作品です。
毎度のことですが、ちょっとでも楽しんで頂けたり原作に少しでも興味持って下されば幸いです。


長くなりました。
今作を読んでくれた方、書き殴り気味なこの記事を最後まで目を通してくれた方、そして原作者であるZUNさん……
皆様に感謝です。

本当ありがとうございました!


永琳は鈴仙の事を『優曇華』と名付けている。それはどういう意味だろうか? 私達に蔓延る穢れを計る為の存在と考えているのだろうか……。いや永琳の事だ、恐らく穢れを知らなかった月の兎が、地上の穢れに触れて美しい実を付ける事を期待しているのだろう。
東方儚月抄より蓬莱山輝夜


うどんちゃん8

うどんちゃんでした!
新三部作で鈴仙が活躍することを祈っています。頑張れうどんちゃん!
輝夜や永琳みたいな明確な答を出さないでも、少しでも鈴仙の答を原作で見つけられることを期待しています!
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